一列で歩くかわいいペンギンたち　調べてみた

犬や猫、かわいいし面白いから大好きだけど、なぜだか気になる動物として、私にはペンギンがいるようです。Instagramでペンギンの行進があがってくると、繰り返し見てしまい「あ～、あなたペンギン好きなのね」と検索エンジンから、更にぺんぎんの動画が来る（それもやっぱり行進しているだけの）。それもやっぱり見ているあたり、ペンギン、好きなんだと思ってました。

先日、たまたま読んだ本にペンギンの記述があり、それがあまりにも衝撃的だったのでこれを機にペンギンについて調べてみました。

野生のペンギンは、めちゃくちゃ臭いらしい

「0メートルの旅」という本の中で、著者の岡田悠さんが南極旅行について、厳しい寒さや過酷な環境についての記述が続いていた所から、いきなり「野生のペンギンはめちゃくちゃ臭い。まるで死んだ魚をドブで煮たような匂いがする。特に数万匹が営巣するような島においては、上陸する前からその匂いで存在が確認できる。船から出ただけで、ペンギン臭が服にこびりついてしまうことさえある。」とありました。ちょっとビックリじゃないですか？水族館など、それなりに生臭さはあるけれど、そんなに？そこまで？寒いのに？かわいいのに？

どうやら、野生のペンギンは、めちゃくちゃ臭いらしいです。

ファーストペンギンは、たまたま1番になっちゃっただけ

私の好きな一列で歩くペンギン、その先頭のペンギンは「ファーストペンギン」と言って、リスクを恐れずチャレンジする人を称える褒め言葉としても使われています。さぞかし立派で勇敢な、選ばれし者と思われがちですが、そうではないらしいです。たまたま、なんとなくそうなっちゃっただけらしい。海に飛び込むファーストペンギンは、崖の上で押されて落っこちちゃっただけで。
行列のファーストペンギンは、なんとなくふらふら歩いていたら、後ろに列が出来てたとか。

本当に、たまたま1番になっちゃっただけらしいです。

翼は硬いらしい

ペンギンの翼のことは「フリッパー」と呼ぶそうです。このフリッパー、板のように堅く叩かれると痛いそうです。コウテイペンギン（一番大きい種類のペンギン）の一撃は人間の骨も折ってしまう程らしい。

翼は堅くて痛いらしいです。

くちばしがとれるらしい

ペンギンのなかでも馴染みがある、キングペンギン。くちばしの下にあるオレンジ色の部分、年に1回とれてしまうらしいです。春先の「換羽」と言われる新しい羽に変わる頃、剥がれ落ちるらしい。

鳥なのに、くちばしがとれるらしい。

かわいいなぁ、と愛でていたペンギン。でも、本当はものすごく臭くて、そんなに勇敢でもなくて、鳥なのに羽が板みたいだったり、くちばしがとれちゃったり。なかなか衝撃的です。これからは、かわいいだけではなく、頑張れという思いを持ってペンギン動画を見ることになりそうです。